ここ数年、私だけではさばけない仕事を、若手ライターさんにお願いするようになっている。

最初は、お金をもらって原稿を書いたことがないいわゆる“主婦ライター”たちだったので、私が添削をしたり、書き直しの指示をしたりしていたのだけど、最近は彼女たち、メキメキ力をつけてきて、もう私が書き直すこともない。こんなネタどうですか?と提案もバンバン出してきてくれて、こっちのほうが感心したり教えられたり。

長年、頼まれ仕事ばかりこなしてきたし、売り込みで玉砕する経験もたくさんしてきたから、「私はこれが書きたいです!」とネタ出しをすることもほとんどなくなっていた。正直いって頼まれ仕事だけでも忙しく、与えられたテーマの中でいかに工夫をこらすか(それだってかなり大変なのです)のほうのみに注力してきた。

でも若手ライターさんたちに刺激されて、私も「自分発信のネタ」に挑戦したい、せねば、という気持ちになってきた。そのためには載せてくれる媒体が必要で、やっぱり売り込み→玉砕→気持ちを立て直して再挑戦、のサイクルが続くわけだけど。日銭も稼がなければならないからその時間を作るのがまた悩ましいのだけど。が、それは言い訳ですね。

とにかく、若手ライターさんたちに刺激されて、やる気がむくむく湧いてくる今日この頃なのである!