新宿区の仕事で10年以上、開催してきた編集講座、昨年はコロナ禍で中止となり、今年は、いろいろと議論の末、ZOOMで開催することが決定。例年より数カ月遅れての開講となりました。ZOOMで2時間もつのか?と不安でしたが、なんとか楽しく進行中。

例年だと、グループで、ちょっとした情報紙を作る作業をしてもらっていたのだけど、リモートではそれはできない。webメディアを作る案も出たけどセキュリティとか参加者のスキル差とかがネックとなり、それもボツ。結局、編集というよりは文章講座になりました。が、文章講座では2時間のうち何十分かは書く作業になります。ZOOMで黙々と書くだけの時間ってどんなだろう。みんなが書いている間、何をすればいいんだろう、手持無沙汰かも、、というのが一番の不安でした。が、その時間、自分も書けばいいんだ!と思いつき、その問題は解決。

それでも、2時間、本当にもつのか、という不安はまだありました。

が、実際にやってみたら。。。みんなで画面を共有しながら、書いた文章を公開添削できるのが非常によかった。リアルの講座では、その場で書いた原稿を、即、パソコンに取り込んでプロジェクタに映しながらコメントする、ということは、設備的に難しかったのです。

また、心配した「書く作業」ですが、これも意外に好評でした。「講座の場で時間を区切って書かざるを得ない環境になるのは良かった」と言う声がいくつかありました。リアルの講座のときも、それは同じなのだけど、ZOOMで顔を映しながら黙々と書く、という作業、思ったほど抵抗感がなかったみたいでよかった。

今回の受講生たち、とても熱心で、レベルも高い。宿題も期日前にどんどん送ってくる。添削は大変だけど、皆さん真剣なので、こちらも本気になる。

講座はあと1回で前半戦が終了。不安はなく、今は楽しみでしかない。