子どもの頃は、日記を書いていて、辛いこと、嫌なことがあると日記に書き、それがストレス解消になっていた。20代の初めくらいまでは書いていたと思う。

でも、いつのまにかやめた。書くことが好きで始めた日記だったので、書くことが仕事になったことで、日記が必要なくなったのかもしれないし、また、日記って、人に知られたくないことを書くものなのだけど、どうしても人の目に触れてしまう可能性は免れず、それが怖くなったというのもある。

日記を書かなくなって久しい今、辛いこと、悲しいことがあるとどうするか。まず、忘れる、ポジティブな言葉にいいかえる、笑いのネタにしてみる、楽しいことをして気を紛らわす。これらのことで、対処できている。

ときどき、また、日記に吐き出したいと思うこともあるのだけど、それはしない。自分の不平不満を言葉にして書いてしまうと、よりいっそう嫌な記憶が強化されそうだし、あとで読み返すと再び嫌な記憶がよみがえるだけの気がするから。

なので、もし、日記に書くとしたら、前向きなことしか書かない。

しかし、あまりに辛いことが続いた場合どうするのか。しかも、自分の努力ではどうすることもできないタイプの苦しみが続いた場合。ポジティブな言葉に言い換えるにしても限界がある場合。

よく、心理学の本などには、最終手段として「逃げる」ことが書かれているが、もし、逃げられないとしたら。そこで思考停止になる。

しかし、逃げられないと思っているのは思い込みで、もしかしたら、方法はあるのかも。思考停止の先を考えてみる必要があるのかも。

いずれにせよ、選択肢が増えることはいいことだ。「無理」と思い込むのはやめよう。

私の心はいつも自由だ!